組織に所属していたときにやっていたことをいまはやらない。

「やらない」のでななく、1人なんだから「やりたくてもやれないでしょ!(笑)」というツッコミをいただきそうですが、現実これが他の人から見た見え方です。しかし、この環境(ひとりビジネス)をあえて選んでいるのであれば、組織の時にやっていたことをひとりでやるにはどうするか?それが自分の軸を育てるための1つになります。つまり、形を変えてやることです。

 
・組織 VS ひとりビジネス
組織は2人以上の人が集まり、協同の自発性や、コミュニケーションを通して共通の目的を達成するための活動のシステムです。
会議があったり、日々の報告・連絡・相談があったり、時には面談があったりするのは、目的達成の為に、仕事の進捗やお互いの状況を共有するための必要な時間の使い方であると同時に、自分の人生の時間もこれに費やしているということです。
ひとりでビジネスをするなら、会議、報連相、面談はなく、自分の時間の使い方も自由に決めれますが、会議、報連相、面談の代わりに何をやるのか、ひとりビジネスに適した効率と効果をとことん考えることが重要です。わたしも色々と試してみて、日々改善を重ねています。
 
・会議のかわりに・・・
主に協力業者の方たちと行いますが、会って打ち合わせをする回数、電話で長話をすることを減らすように意識しています。そのかわり、メールや、チャットワーク、LINEなどでコミュニケーションを取り、クラウドでデータを共有しています。
組織で働いているときは、「会って話し合うこと」「電話で伝えること」が最も大事だと思ってましたが、頻繁に会わなくても、いつでもオンラインで繋げなくても、同じ結果を得られるなら、お互いの時間を同時に持ち寄る必要はありません。
これは、相手の人生の時間を大切にしているという私なりの「軸」です。
 
・面談のかわりに・・・
1人ですから面談はありません。しかし自分と向き合うこと、その時間を作ることは最も重要だと考えてます。しかし、一日の中である一定の時間帯に継続してこの時間を取ることはしていません。わざわざその時間を作って、その時に「よーし、考えるぞ!」と言ったところで浮かぶものではないと思っているからです。そのかわり、考えたくなったときに、とことん考えるようにしてます。電車で移動中に突然ひらめき、途中下車してスタバに立ち寄る、運転中に我慢できなくなり、パーキングに入れちゃうなんてこともあります。ひとりなら時間の使い方は自由ですし、無制限ですから躊躇は要りません。
パッとひらめくアイデアや、感じたこと、ネタ集めの情報収集は、スマホのPostEver2を使ってEvernoteに送って管理してます。相性がとても良く、Evernote上で指定しておいたフォルダに簡単に送れるから便利です。
 
・日々の報連相のかわりに・・・
1人ビジネスの仕事の報連相は自分に対して行いますから、自分の管理次第です。(これが難儀…)
さまざまなやり方があるのでしょうが、私はEvernoteで仕事の管理を行っています。
iPhone、MacBook、iPadProで仕事をしているので、同期の良さを決め手にしています。
 
・終わりに・・・
組織で行っていたことをひとりでも形を代えて出来るなら、同じビジネスでも選択(組織orひとり)が生まれます。何を求め、何に満足するのかは、人それぞれ違いますが、両方を経験してきて感じるのは、テクノロジーの進化・発展に伴い、不動産事業は「個」として挑戦するには面白いマーケット(市場)であり、ビジネスモデルになってきたということです。