早起きするとやる気が出る。モチベーションが上がる。

ありとあらゆるところで「早起き」の効果は語られています。しかしながら不動産業界でお付き合いしている方たちの中で早起きを継続している人は案外少ない印象です。だとするならば、早起きは違いを作る価値になるかもしれません。そう思うと、朝起きる度に一日の元気が出ます!

不動産業界で働く人たちは夜型?

お客様のオフタイム時間に合わせてアプローチをかけていく仕事ですから、活動時間はどうしても夜になることが多いです。夜遅くまで仕事→寝るのは深夜→朝起きれない(起きない)このサイクルです。仕事が終わった後から夜の活動を開始する方たちは更に遅くなります。業界に限らず、働く方でこのパターンの生活リズムを持っている方は結構いらっしゃいます。社会の構造がそうなっている時代はむしろ当たり前だったのかもしれません。

朝方になることで違いを作る

私も働き始めた20才の頃から30才くらいまでは完璧に夜型でした。労働時間の長さ=成果を信じて疑わない年頃でしたし、結果も出ていたように思います。(誇れるほどの結果ではありませんが)。当時は今ほど「違いを作る」事を意識していたわけではありませんが、朝方を勧める本の影響も有り、朝方に変えることで「他との違い」が生まれるのではないかという衝動にかられ、それ以来の早起きです。

睡眠時間を削るだけの早起きから得たモノ

30才を過ぎて早起きに目覚めたものの、独立するまでは組織の一員でしたから、自分が早起きリズムを目指しても業界の常識や、組織のリズムは夜型です。結果として睡眠時間を削るだけの早起きとなり、その当時の早起きに直接的な効果があったのか無かったのかはあまりわからないという実感です。しかし、早起きするという「自分の軸」の種が蒔かれ、継続によってこの種が芽吹いたきたのは、この時期かもしれません。

  • 夜遅くなる→世間(業界)の常識、当たり前、(自分の意思で決めてない)
  • 早起きする→業界では希有、(自分の意思で決めた)

この2つが共存してしまう時期に、睡眠時間を削ってでも、自分の意思の方を大事にすることで、世の中や組織というものの常識や流れに身を任せるという感覚と、自分の軸を作っていくという感覚の違いを理解できましたし、今の自分の働き方、生き方の軸に繋がっていると感じています。

自分の軸を作るハードルは高くてもやりがいはある

ひとりビジネスをする上で自分の軸を作り続けるのは必須です。作り上げた軸から発信されるもの、提供されるものに、他との違いがなくては価値にならないからです。結果仕事に繋がりません。自分の軸が強固になり、他との違いが明確に現れ、提供する価値が高まるまでにはまだまだです。早起きはその軸作りの1つに過ぎません。人の数や資金の量という「規模」で勝負ができないのですから、「継続できる何か」で挑むしかありません。そのためにも自分の心が欲することを1つ1つ丁寧に続けることで自分にしかない軸をつくりあげたいです。

 

【あとがき】

4年間愛用してきたスコッティキャメロンのパターからオデッセイのEXOに買い換えました。安心感を持って本番に使うにはまだまだですが、毎日マットの上でコツコツと打ってます。これもまた、コツコツと継続するしかありませんね。(笑)