お墓参りは自分と向きあう時間ができるのでオススメです。

独立してから月に1度はお墓参りに行くようになりました。8年間欠かすこと無く続けています。

願い事は変化していく(願い事からお伝えごとへ)

当初は墓地が事務所から近いということもあり、1人で始めたので頼る人もお願いする人もいないわけですから、せめて神様に、ご先祖さまに、自分のビジネスが順調に進みますようにと、、、いわば自己欲求の塊から行っていました。

  • 事業発展
  • 潤沢なキャッシュフロー経営
  • 家族の健康や取り組んでいることの成功など…

いつ頃から気持ちに変化が出てきたのかは確かではありませんが、今は神様には感謝の気持ちを、ご先祖さまには家族の近況を報告するようになってます。仕事でも家族やプライベートの事でも、今抱えている問題は決して言いません。感謝と、みんなが元気で楽しく生きているという事の具体的な話だけです。

今を受け入れる(不安が消えることはない)

なぜそういう気持ちになったのか。以前は(いや、今でも思う事はありますが、)お金が貯まったら、時間ができたら、アレをやろう、コレをやろうと思っていましたし、ビジネスも安定させたい、順調になりたい、不安を無くしたいと思っていました。結果、実力も足りなかったのでしょうが、未だに安定とはほど遠いです。しかし、ふと考えると、いったいいつになったら不安は消えるのだろうと。若いときも不安はあったし、組織でやっている時も不安が無かった訳ではありません。でもその時は、家族に甘えたり、他人や組織に甘える事のできる環境があったので、不安が消えたのではなく、不安に向き合う時間が少なかっただけだと気づきました。1人でビジネスをやると不安というものに向き合う時間は増えます。そしてお金があっても、時間があっても、仕事が順調でも不安が消えることはないのです(たぶん)。ということは、不安は消そうとせず、不安な現状と向き合い、不安な自分を受け入れ、それを自分の心の中でコントロールしていくことを学ぶ、実践することで、不安と上手に付き合っていけるのだと今は感じています。

不安をコントロールする方法

私が考え、実践している方法です

  • 老若男女に関係なく、その人の生き方や考え方を聞く
  • 不動産業界、不動産取引の勉強(宅建業法・民法・建築基準法・税法)を学ぶ
  • 読書
  • やらないことリストを作る
  • 早起き
  • 他流試合(研修などに参加して異業種から学ぶ)
  • 趣味

こうしてみると、仕事そのものの実践が無いのが不安です(笑)

感謝の気持ちを伝える

自分があの世に行っても、子どもたちには会いにきて欲しいと思います。ということは、自分のご先祖さまたちも、自分と同じように会いに来て欲しいと思っているはずです。そのご先祖さまに今の不安を伝えても解決はできません。ご先祖さまに喜んでいただけるのは、自分たちが今、楽しく、仲良く、朗らかに生きているということを報告することだと思います。不安は自分でコントロールするものであり、神様やご先祖さまに何とか解決をお願いすることではありません。

まとめ

歴史の本を読むと、人間が安定を望む姿は、古代から変わりません。今が穏やかでありたい、そして未来に対しても平和、安定でありたいと願う気持ちは誰でも同じなのでしょう。しかし、現実の社会は不安定です。ということは、安定を願い、不安を受け入れながら自分の軸を作っていくことが大事です。
社会全体でも、組織においても、終身雇用の時代ではないのです。
 
【あとがき】
前回報告したオデッセイのEXOからキャメロンのパターに戻してしまいました。コツコツと継続できずに…。理由は、私の尊敬するT・ウッズがキャメロンのパターからオデッセイに変えたのを期に私も変えましたが、先日ウッズが5年ぶりに優勝した時のパターはキャメロンに戻してました。この瞬間、私も戻すことを決めていた!というのが本音です。(中古で探したのでちょっと時間がかかりましたが)メーカー、性能、自分の技術や相性よりも、「誰が使っているのか」「憧れの人と同じモノを使いたい」という心理をご理解下さい。