自分でコントロールできること、コントロールできないことを知る。

何事も自分でコントロール出来ればストレスはもっと軽減できますが、世の中そうそう上手くは出来てません。ほとんどが自分ではコントロール出来ない事が多いですから。

競争の中でトップを取ることはコントロールできない。
 
今思えばこんな当たり前の事に築くのに、何年もの時間を要しました。
センチュリー21の加盟店として組織運営をしていた頃は、加盟店の中でトップを取る事や、社員さんにも社内でトップを目指せなどと、競争して勝つことをコントロールさせようとしてました。競争することで力が付いていくとも信じていました。しかし、考えてみれば、全て相手のあることであり、相手が作る数字は自分でコントロールできないのですから、相手と競うよりも自分の出来ることを1つ1つコントロールしていった方が自分の軸は作れるし、長期的に使える実力はついたんじゃないかと後になって気づきました。明確な競争相手がいることでモチベーションは上がりますが、実力をつけることとは別物で考えた方が良いです。これは1人で不動産ビジネスをやってみて、改めて実感したことです。
自分でコントロール出来ることとは、
・仕事をする時間帯
・仕事の質・量をあげるための勉強
・仕事の質・量をあげるための時間の効率化などです。
お金の管理や、心の不安、ストレスのコントロールも自分でできることですから、積極的に取り組んでいます。例えば、
・視座をあげていく勉強
・読書
・人生観や仕事観、人間観を学ぶ勉強
仕事は人生の一部ですから、仕事だけをしていれば全ての問題を解決できるわけではありません。色々な角度から本質的なことを学ぶことで自分の思考や行動をコントロールできるようになり、少しづつ自分にしかない軸が作られていくように思います。
 
不動産ビジネスでの出会いはコントロール出来ない。
 
特に、不動産ビジネスにおけるお客様との出会いや、取引できる物件との出会いは、偶然の要素が大きいです。これこそ自分だけではコントロールできない世界にあると思っています。ですから大事なことは、あまり深く考えず、良いと感じる事や、お客様に喜んで貰えると思う事はやってみることです。

頭の良さとか、努力とか、あまり関係ないんじゃないかと思う事も多々あります(苦笑)やってみたら案外上手くいったという経験はたくさんありますし、それを原因結果の法則で説明することは難しく、不思議な力が作用しているとしか言えません。センミツ産業(1,000に3つしか話がまとまらない)と言われる所以です。
 
まとめ
 
個で戦うビジネスは領域も小さく、発信力も宣伝力も乏しいことが多いです。しかし、自らが動かない限り誰にも見つけてもらうことは出来ませんから、あらゆる工夫をして自分の仕事のやり方や、思考、行動パターン、そして自分が提供できる価値と価格を発信して行くことが求められます。1人でやるならセンミツより少ない確率にトライしていきましょう!
 
【あとがき】
今度の水曜日は久々のバイクツーリングの予定ですが、生憎の雨予想…
今年は巡り合わせが悪く、中々走れません。こういう年もあるからこそ、走れる喜びも増すのだと言い聞かせてます(マイバイクに)